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外壁タイル面保護防水「クリアウオール工法」

近年、マンション・オフィスビル・病院等で多く使用されているタイル外壁は、重厚感があり美しい仕上材ですが、日々、雨・風・太陽の熱・紫外線・排気ガスの影響を受け、ひびわれ、躯体からの浮き、汚れ等が発生します。
ひびわれたタイルから雨水が侵入し、エフロが発生し美観を損ね、建物を傷める漏水の原因となり、浮いたタイルは剥落の危険性があり、住民・通行人などを危険にさらし、定期的な確認・調査・修繕が必要です。

一般的な改修方法は、タイルの浮き・ひびわれ部を注入、部分的な張り替えなどありますが、タイルの色違いなど見た目も良くありません。そこで「タイル外壁の自然な外観を活かしながら、防水性を付与し、剥落も防止する」抜群の透明性と柔軟性を兼ね備えたコーティング工法「アロンクリアウオール工法」をお薦め致します。

クリアウオール工法とは?

クリアウオール工法とは?

割れたタイルを極力張り替えることなく、各種下地処理とクリアウオール(下塗材、中塗材、上塗材)の塗布により、目地モルタルを保護し、割れたタイルや目地モルタル部からの雨水の浸入を防止することで、目地モルタルの風化やタイル外壁からの雨漏りを防ぎ、タイルの剥離の進展を予防します。

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特徴

意匠性

タイル張り特有の質感を損なうことなく、鮮明で重厚な仕上りになります。
また、艶消しタイプの上塗材(特殊アクリルシリコン)は、低汚染性を発揮し、長期にわたり外観を美しく維持します。

防水性

タイル自体は耐久性に優れていても、下地の動きにより割れや浮きが発生する場合があり剥離予防が必要となります。
また、目地モルタルはタイル張り外壁に占める割合が約10~20%と大きく、常に無防備な状態にあるため保護が必要です。
クリアウオールは、タイルや目地モルタルに発生したひび割れへの浸透性に優れ、柔軟な透明塗膜が目地モルタルを保護します。雨水や炭酸ガスなどの侵入を防止することで、エフロレッセンス(白華現象)の流出防止や雨漏りを防ぎ、タイルの剥離の進展を予防します。

耐候性

下地水分の影響による塗膜の白濁がなく、黄変しにくい塗膜です。いつまでも透明性を維持します。

高品質

確かな施工で資産価値の維持・向上に努めます。

経済性

クリアウオール施工後における効果は、次回改修時に認められます。

  1. 防水効果による次回改修時のタイル張り替え、浮き部注入の軽減。
  2. 保護効果によるシーリング材の打替え、目地モルタル補修の軽減。
  3. 低汚染効果による薬品洗浄の軽減。
  4. 次回以降の改修は塗り重ねが可能であり、ライフサイクルコストを低減。
  5. 中性化予防効果による建物の長寿命化。

施工例

施工例